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☆ 財務諸表論 ☆

 第53回 YESマンさんより 2004/2/10投稿
 学校:大原 クラス:一般 年数:1年
 

 今回の受験が私にとっての初めての税理士試験でした。一年間におよぶ専門学校での受験勉強では財務諸表論のほか、簿記論と○○○○法とで3科目の勉強をしていました。その三つの中でもこの財務諸表論は年間を通じて成績も安定しており自分の中でも一番合格に自信があったので、自分のこの科目に対する感覚みたいな的なことを伝えたいと思います。

 理論についてですが。

 今、財務諸表論の勉強をしている人の半数以上が何か他の科目と多科目受験を考えている人たちだと思います。たぶん。きっと。ですから、何とか財務諸表論の理論の負担を軽くするために「キーワードだけ押さえてあとは問題みて自分の言葉で」と考えている方も少なくないと思いますが、私はまったく反対の発想でした。一字一句をガチガチにとまでは言わないですが、自分の理論テキストをできるだけ暗記してました。イメージとしては、頭の中に自分の理論テキストがあって、頭の中で一枚一枚ページをめくって答案を作るみたいな感じでした。これはキーワードを押さえてあとは作文をするつもりで勉強してる人とは桁違いの勉強時間が必要ですが、それでもこれをする価値があると思います。というのも、本試験のことを想像してみてください。誰もが理論を早々に仕上げてできるだけたくさんの時間を計算にあてたいと考えます。理論の合格答案を作るのが早ければ早いほどアドバンテイジがあるのはだれでもわかります。では、考えてみてください。キーワードを思い出して慎重に作文してる人と理論を文章で覚えていて必要なところだけを抽出してアウトプットする人とどっちが正確でかつスピーディーかを。
  このように、私はこの科目に限らずどうしたら受かるのだろうということを考えていました。

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