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☆ 法人税法 ☆

 第57回 minnyさんより 2008/1/30投稿
 学校:大 原 クラス:一般 年数:1年
 

 法人税法の受験にあたり私が目標としたことは「量を稼ぐ」ことでした。法人税法はいわずと知れたボリューム科目ですから目には目を、歯には歯を、量には量。勉強時間は1500時間程度だと思います。

■通信教育について
 通信=地味、教材山積みのイメージがあります(事実ですが。)が効率を重視したい人には超オススメです。3時間の授業も74分ノートもレジュメにまとまっているので書き込む手間もずいぶん省けます。私は敢えて映像通信ではなく音声通信(MD)にしました。映像通信は目と耳が必要ですが、MDなら授業は耳だけ、目はテキストとレジュメに集中できます。

■計算
 毎回宿題に出る個別問題が5〜10題ありましたので、次回の授業までに最初はテキストをみながら、解答を見ながら解き、次は自力で解き、間違えたところはもう1回解きます。時間がかかった問題は早く解けるようにもう1度解きます。間違えた問題は必ずチェックマーク(V)マークをして数ヵ月後に解きなおす際の参考にしました。そして間違えたものはミスノートならぬ「ミス標語」を作りました。端数処理が間違えたなら「貸倒4位未満を切り上げる!」試験研究費計算では総額制度の住民税をマイナスすることをよく忘れてしまうので「住・総ひかない!」など短くリズムよく簡単な標語を作成します。これを視力0.1でも見えるような大きな字で書き、トイレと洗面所に貼り見るのではなく見えてしまう環境をつくりました。

■総合問題は、4月までは大体3日に1回、宿題で与えられた分だけこなすのが精一杯でした。6月からは1日1題、本当は1日に2題以上は解きたかったのですが理論暗記が追いつかず1日1題だけ解きました。総合問題は手帳見開き2ページに点数一覧表をつくり、日付、点数、かかった時間を記入し、7月に入ってからは点数が悪かったものから順番に解くようにしました。何事も基礎が肝心。5.6.7月の直前答練よりも基礎論点の詰まった3,4月の実判(実力判定公開模擬試験)を優先して解きました。その結果は実判受験時は37.38点(平均以下)最終的には47〜50点です。

■理論
 理論暗記は筆写(書く)、音読(つぶやく)、黙読(頭の中でとなえる)の3つの組み合わせです。机の上で勉強するときは筆写+小声音読、歩いているときは音読。電車の中は黙読。場所にあわせて暗記をしました。初めて理論を暗記するときは筆写が多かったです。授業のペースにしたがって暗記を進め、一度暗記した理論はすぐに忘れて当然ですから、忘れきってしまわないように覚えた理論はMDに吹き込み毎日聞いたり、聞きながら音読したりしました。

■モチベーションの維持について
 思うように勉強が進まないとき、机に向かっても集中できないことは誰もが経験することと思います。。
 私はそんなときはいつもエール出版の合格体験記を読みました。特に5科目同時に受験して、2〜4科目合格している人の体験記は私以上に限られた時間のなかで私も「がんばろう!」ととても勇気づけられました。自分以上に限られた時間の中で一生懸命努力した合格者の話を読むと「がんばろう!」と力がわいてきます。
 しかし3月までは成績の出る試験が月に一回だったのでそれでよかったのですが、4月から受験2年目以降の人たちも加わる模試になると成績がいつも平均点以下、順位を受験者数で割り算すると60%から70%に位置しており結局7月1週目の最後の模試までずっとそんな調子でした。 それでもくさってはいけないと思い、手帳に「絶対あきらめない」「法人税法絶対合格」毎日朝一番に見るようにしました。見るたびそうだった、あきらめてはならぬ、と思いやるだけやってみよう。と思えました。

【参考にした書籍等】

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