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☆ 法人税法 ☆

 第57回 N・Aさんより 2007/12/18投稿
 学校:大 原 クラス:通信上級 年数:2年
 

 法人税法 2年目で合格することが出来ました。計算・理論に分けて私の2年間の体験記を投稿します。

■計算

 とにかく授業が終わったらまずチェックを解きました。最低3回は解きたかったのですが、働きながらの勉強のため最低2回とくようにしていました。

 2回目間違ったときは解けるまでときました。もちろん、計算パターンを端折らずにです。

 そして2日〜3日に1回は総合問題を解くことを心がけました。忘れかけていた項目、忘れていた項目の確認ができてとても良かったです。

 時間があまりありませんでしたので、総合問題を解くときは調整項目を、計算パターンをかなり省略していました。機械減価償却超過額は『キ・減』とかいう具合に。あくまで、忘れかけていた項目、忘れていた項目の確認が目的でしたので。

 定例試験・実力判定模試等の点数がでるものについては、しっかり本試験のつもりで、ときました。計算パターンの出来る限りの省略をし、調整名もちゃんと記入して、試験員に採点してもらうつもりで。

 そして、定例試験は必ず実施日を決め復習が途中でも解いて、提出しました。先延ばしにすると勉強がダラダラになってしまうので。


■理論

 1回目は真剣に覚えました。もう2度と見ないぞという気持ちで。1回目は覚えたかどうかを確認するために書いていました。確認のためなので早く書く必要はないので、結構書きましたが腱鞘炎等にはなりませんでした。

 2回目以降は頭の中で理論を隠しながらひたすら暗唱しました。時間がないとき、疲れてどうしようもないときは見るだけでもOKかなと思います。

 とにかく繰り返し、繰り返しやるしかないです。

 書き取りは5分から10分その日又は前日にまわした理論でこれは忘れてたと感じたものを何個かピックアップして書いていました。このときは全力で書きました。書き取りの練習も必要ですので。ただ、あくまで書き取りの練習ですので、長い時間をとって書くことは定例試験等点数のでる試験以外はしませんでした。1問でも多くたとえ覚えるつもりでなくても、見たほうがゼロではないので、空いた時間は理論を見ることに充てていました。


■その他

 計算も理論も忘れて当たり前。勉強できない時だってありますし、講義がある日はとても復習なんて働きながらでは厳しいです。ですので、その日に出来ることをしっかりやる。それだけを目標に勉強しました。
 忘れたら思い出すぐらいの気楽な気持ちを忘れないようにしながら。

 講義は予定通り受けました。復習が終わってなくてもとにかく受けました。
 ためてしまうとやる気もなくなりますし、受けておけば偶然空いた時間に復習も出来ました。


 以上がわたしの法人税合格のために2年間やってきたことです。

 学習方法も大事ですが、いま投稿して思うこと、1年目、2年目の違いは気持ちの持ちようだと思います。1年目も2年目も本気で勉強しました。ただ、1年目は不安だらけで勉強していました。忘れたらどうしよう、今日は勉強していないやとか、精神的にきつかったです。まわりが見えない状況になっていたので、本試験でも題意を読み取れず問題に沿った解答が出来ず不合格になってしまいました。

 ですので、2年目は忘れて当たり前、忘れたらまた覚えればいい。勉強できない日があってあたりまえ、と自分の中にゆとりをもって勉強することにしました。時間のゆとりはなくてもこころのゆとりをもつことを心がけました。

 合格した後で思うことは、一番いままでの学習が力となって実感できたのは、本気で勉強した2年目の本試験でした。本当に最後の最後にならないと合格の力があるかどうかは当たり前なんでしょうけどわからないと思います。
うまくまとまりませんが、合格体験記とさせていただきます。


【参考にした書籍等】

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