|
☆ 法人税法 ☆
|
第55回 モコ彦さんより 2005/12/26投稿 |
学校:TAC クラス:上級 年数:2年 |
|
僕の場合は、会計事務所で働きながらの受験ですので、練習問題と繰り返し解くほどの時間が無く、答練でもいつも時間が足りず平均点以下でした。課題は計算のスピードでした。でも絶対にやろうと心がけていた事は、答練で分からないところは絶対に残さないという事です。やり方を覚えるのではなく理解するのです!!
法人税法は法律ですので計算パターンや、判定には根拠となる条文があります。ですから、分からないところが出てきたら根拠となる条文を確認して理解するようにしていました。
僕はただでさえ時間が少ないので、条文といっても法規集を見ていたわけではなく、理論マスターで確認していただけです。理論マスターは、法規集を覚えやすいように加工してはありますが、条文と当然つじつまが合うように作られています(と思います)。
だから、理論マスターを読み込んでいくと、この計算パターンがこうなるのは理論マスターにこうあるからだという事まで、分かってきます。自分で考えても分からない事は先生に聞きに行きます。
僕は、その繰り返しで分からない事をなくしていき、試験直前には答練、問題集、理論マスターで分からない事は無い状態にしました。その状態になると試験中に気をつけることは、時間配分だけです。とにかく自分のおぼえている知識の中から「聞かれている事」をどれだけたくさん解答に記入できるかです。まずはその状態に持っていく事が大切だと思います。
だからこそ、一度も答練で平均点に行く事ができなくても最後に合格できたのだと思います。一番大切なのは、理解する事だと思います。
あと一つ、理解するうえでどうしても分からない事があると思います。そんな時そこでとまっていては時間の無駄なので、そこは付箋でも貼っておいてあとで先生に聞く事が一番だと思います。最終的に試験の直前に分からない事をなくしておくことが大切なのだと思います。
【合格の秘訣】
ゴウカクの秘訣は「税理士になりたい気持ち」だと思います。
僕もまだまだ残り科目がありますが、その気持ちは負けないつもりです。
つらい理論暗記も将来役に立つと信じる事が大切です。暗記しようくらいに思わなければ「等」がついているかいないか、「及び」なのか「または」なのかまで注意深く読んだりできません。しかし、実際実務ではその違いで税務調査で否認されることだってあるわけですから税理士として必要な知識だと思います。
税理士として実務上も必要な事をやっていると思えば理解しよう、暗記しようと思えると思います。ですから「税理士になりたい気持ち」が一番大切だと思います。
|
|
|