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☆ 法人税法 ☆

 第52回 つげさんより
 学校:大原 クラス:上級直結 年数:1年
 

【理論を制する】

『理論を制すれば本試験を制する』とはよく聞きますが、次のような考えに基づき、理論中心の学習を実践してみました。(“『理論を覚える』ということ”も参照しました。)


(1)理論は解答できるのかできないかの判断が計算問題より簡単で、速い。

(2)理論は計算問題よりケアレスミスを犯す可能性が著しく低い。

(3)理論は理論サブノート全部覚えさえすれば、合格点がとれる。

(4)理論に自信があることは得点力が安定化し、自信がないことが計算問題のケアレスミスを起こす。

  私は税法の試験を野球に例えれば計算力がバッティングカであり、理論の力は守備の力だと思っています。野球でも強いチームは安定した守りをもっています。極端かもしれませんが試合(本試験)においてバッティング(計算)は水ものです。野球の練習においてバッティングは面白いものですがきっと守備練習はつまらないものでしょう。守備力の向上は目覚ましいものではありませんし、大変時間がかかります。しかも出題が予告される答練はそうでない本試験に比べて理論の力の差はあらわれませんから、理論の勉強はよけいつまらないものです。

  具体的には、5月末の時点で4日で1回転まで持っていき、直前答練の理論の予告範囲はあえて見ませんでした。
範囲を見てやっている人とこの時点で互角に戦えれば、本試験での勝利は間違いなしです。(“『理論を覚える』ということ”にも書いてありますが、これくらい覚えていると本当に書くのも早く、普通の人が40分で書く場合30分くらいで書けます。)
さらに、6月末の時点で3日で1回転までしておき、1問平均8分でまわす。ここまでくると試験日にぴったり照準をあわせていくことができます。(4日回転だと忘れますが3日回転だと大体忘れません)
試験直前になるとみんな2日で1回転くらいまで持ってきます(多分?)が、理論を早目に完成させておくと、直前は計算に力を入れることができるし、理論も余裕が出て、Dランクまで覚えることができます。

  ちなみに、1日の勉強時間の配分は、午前のみ計算で、午後と夜は理論に充てました。(受験専念、法・相を受験)


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つげさんは現在税理士として活躍されています。
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つげさか税理士事務所

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