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☆ 法人税法 ☆

 第51回 匿名希望さんより
 学校:大原 クラス:上級 年数:2年
 

 私は、2年目にして法人税を合格することができました。環境としては、2年共に上級クラスで勉強に専念し、受験科目数はどの年も複数(2科目づつ)受けました。そんな私の合格体験記ですが、1年目は法人のボリュームが多い事、年数がかかってしまう可能性がある事、でも1年で合格する人がいる事など色々聞いていたので「私は一年で受かるぞー!」っと気合いを入れて挑みました。いい先生や友達に恵まれて、合格を狙えるレベルまではいっていたと思うのですが…、やはりそんなに甘くはありませんでした。友達の中には受かっている人達もいたので、悔しくてしょうがなかった事をよく覚えています。しかし、事実は事実。現実として受けとめ、この悔しさをバネにして頑張ろうと決意しました。

[課題]
 そして、自分に何が足りなかったのか、そこから探す事にしました。友達からの客観的な指摘を聞いたり、先生からよく注意されていたこと等を総合していくと、まず「字の綺麗さ」にたどり着きました。字なんて、今更変えれないよーと思いましたが、それでは先に進みません。そこで、字の大きさや配置を工夫して、答案を見る人が見やすいようにすることで、改善しようとしました。それでも、かなり苦労しました。始めは解くスピードも遅くなり、成績も思うように伸びませんでした。
 スピードが遅くなったのには、もう一つ課題があったからなのですが、それは計算パターンの書き方です。1年目には、スピードをあげるために省略したパターンでしか書いていなかったのですが、合格をしていった人達を思い出すと殆ど省略していませんでした。ですから、総合問題ではなるべく省略せずに書くように心がけました。始めの1・2ヶ月間はこれらの課題が本当に苦しかったです。ただただ、合格を信じて突き進むのみでしました。

[勉強方法]
 勉強方法(計算)は、先生の指導により、次回の授業の予習と前回の授業の復習、1月ごとにテキスト・チェックがあり、それにあわせて定期試験もあったので、定期試験の1週間前からその月のチェックをすべて解いていました。次の月には、基本的な予習・復習と前月(前々月、前々々月・・・)の復習を累積するようにプラスして勉強するようにしました。
 とにかく、個別問題でも総合問題でも繰り返し解くようにしました。そうすることによって、徐々に計算パターンを書いていても周りと同じスピードでできるようになりました。
 理論は・・・これもやはり反復練習しました。移動時間や寝る前にも見たり、人に聞いてもらったりもしました。覚えにくい箇所は、理由付けをしたり、細かく(10分おきとか)思い出してみたりして工夫していました。ただ、歩きながら理論を考えると人にぶつかったりするので、ちょっと痛いですし、危険なので、あまりいい方法ではないかも知れないです。

 私の場合、気が狂いそうなほどの努力もしましたが、何が悪いかを指摘・指導してくれた先生や友達に感謝しなければなりません。合格のことは、合格した人に聞くのが一番。そう思うと、毎年合格した人達を見てきている先生方は、一番の合格体験者だと思います。人それぞれ課題は違うと思いますが、合格を信じて頑張ってください!

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