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☆ 簿記論 ☆
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第57回 ATさんより 2007/12/31投稿 |
学校:なし クラス:なし 年数:5年 |
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簿記論の合格体験記を書かせていただきます。
私はとにかく簿記が苦手で苦手で、本当に苦労しました。簿記的な考え方が私の頭には合わなかったようです。
日商簿記を勉強せずにいきなり始めてしまったので、まず周りのレベルがあまりにも高いことにびっくりしました。
そのままずっと落ちこぼれていて、結局最後まで引っ張ってしまったので5回は受けていると思います。
しかし何年やってもどうもすっきりせず、学校の勉強にもついてもいけず、自分には簿記が得意になるのは無理だと判断し、それからはとにかく確固たる基礎力をつけることのみを考えて勉強しました。
専門学校の授業にはついていけなかったので行きませんでした。
基本的な問題を確実にスムーズに解けるように何度も何度もやりました。
それから過去問も5,6回は繰り返したと思います。
市販の総合問題集や税経セミナー・会計人コースで、過去問に合わせて作られているようなもの、これらばかりを繰り返してやりました。
難問は理解できなかったのでほとんどやりませんでした。
それからインターネット等からの情報はいつもチェックしていました。
簿記の場合はあまりトピックはありませんが、基礎的部分の改正だけはチェックしました。
でも、デリバティブなど新しい分野の問題はあまり覚えられなかったので思い切って捨て問に分類しました。
問題を解くときは常に、これはみんなができるAランク問題?できる人はできるBランク問題?できない人が多いだろう又は点数の割りに時間がかかりすぎるCランク問題?を意識し、答えを書くと同時にランキングも記入していました。
答えを合わせたときにもう一度ランキングを考え、答え合わせ前に考えたランキングと異なる場合は、今後はちゃんと一致した判定ができるように訓練しました。
そして、まずはAランクの問題を確実にできるように、Cランク問題はできそうでもパスできるように練習しました。
このようなことを繰り返すうちに、総合問題をやる際も「これはAランクだからやらねば」とか「これはBランクだからどうしようかな、少しあとでやろう」とか「これはCランクだからできる人は少ないかな、できるかもしれないけど捨てよう」などと考えながらできるようになってきました。
いつもそうなのですが、本試験でもできた感じは全くしませんでした。でも試験中も常にAランクの問題を意識してやりました。
一度手をつけても、やり始めてCランクの問題かなと気づけばその時点で思い切って切り上げるようにしました。
戦略的に問題を解くことはできたかなという実感はしました。
よく言われることですが、どの科目も基礎力の強化に尽きると思います。
専門学校の問題は結局は本試験問題とは違うものなので、専門学校の成績がよくても悪くても、とにかく淡々と基礎を固めることが重要と思います。
特に簿記に悩んでいる人には声を大にして言いたいです。
これが少しでも助けになれば嬉しいです。
【参考にした書籍等】
通信教育「永田簿記塾」をやっていました。
基本問題を徹底的にやるというのはここの方針でした。
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