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☆ 簿記論 ☆
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第55回 匿名希望さんより 2006/1/19投稿 |
学校:TAC クラス:レギュラー 年数:1年 |
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(自分の思う「合格できた要因」)
◆とにかく苦手項目(穴)をつくらないようにした
◆「この人は!」と思った講師のアドバイスを素直に守った
私は10月からTACのレギュラーコースに通い始めました。
年内は比較的ラクに消化できていましたが、年があけると同時に退職給付や外貨などボリュームの多い論点がどんどんと出てきて一気にチンプンカンプンになり、同時に得意・不得意がクッキリとわかれるようになってしまいました。
とはいえ当然ながら不得意分野を放置するわけにはいきません。
常々講師の方が「難しい問題がとけなくてもいいから不得意分野は作るな」とおっしゃってたので、時間の取れる授業のない時期(3月中旬・直前期前)にトレーニングの基本問題をひたすら繰り返し解く事で何とか克服しました。
苦手と感じている分野については(私の場合は退職給付・外貨・有価証券)同じ問題を8〜10回転ほどやったでしょうか。
答えを覚えてしまうようなペースでガンガン解くというのは荒っぽいやり方かもしれませんが、「これだけやった!」という達成感と、最終的にスラスラ解けるようになったことで「結構できるじゃない!」とちょっとした自信を得られたので、精神的にもその後の大きな支えになりました。
連休明けの直前期は、新規学習項目に加え答練の問題も実力テストよりもはるかに難しくなり、まさに「歯が立たないとはこういうことなのか…」という状態になりました。
「演習問題に慣れないと!」と気持ちは焦りましたが、まずは足場を作るべく、引き続き個別論点で穴をつくらないことに重きをおくことにし、特に全答練直前(6月はじめ)にはこれまでに不安だと感じた項目(春先に克服したと感じた項目を含む)の個別問題を集中的に解くことで一気に穴潰しにかかりました。
もちろん、答練演習も漫然と解くようなことはしないようにしました。
問題を解く順番や時間配分、問題の見極めについて講師のアドバイスを細かいことまで守るようにしました。
(例)問題文を最後まで必ず読んでから解く(小問を読んで解けそうだからといきなり手をつけない。解けそうかどうか素読みの感触を記号等でつけておくとよい)
アドバイスをどう活かすかは講師との相性に左右されるかと思いますが、私の場合はベテランの方だったことと「この先生についていこう!」と素直に思えたことで、あえて自己流アレンジをせずに忠実にアドバイスを守ることにしました。
答練スタート当初はアドバイスを守ろうとしてもうまくいかず、当然結果などまったくでずにボロボロでした。でも、アドバイス自体に違和感を感じなかった(むしろ理にかなってると思っていた)ので違った方法を試すことは一切考えませんでした。
すると6月終わり頃から突然問題の取捨選択や時間配分がうまくできるようになり、かなり点数を稼げるようになりました。
この勢いを運良く本番まで持続できたのが合格できた最大の要因だと思っています。
余談ですが、私は何度も受験を諦めかけました(理由はその時々によって様々でした…)。
でも、そのたびにクレジット利用明細(授業料をカードで支払ったのです)をみて「これだけ払ったのにもったいない!」と自らを奮起させました。
税理士として活躍する将来の自分を思い浮かべて奮起するのが普通だとは思うのですが、このとても現実的な奮起方法も働きながら勉強する方(お給料から学費を捻出している方)にはカンフル剤になるのでは?と思います。
【参考にした書籍等】
TACのテキスト(授業で配布されるもの)だけです
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