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☆ 簿記論 ☆

 第51回 匿名希望さんより 2002/10/28投稿
 学校:大原 クラス:一般 年数:1年
 

 簿記論を合格するために大切なこと、それは、月並みですが、より多くの問題に触れ何度も何度も繰り返し、解いて解いて解きまくることだと私は思います。
 私が勉強を始めたのは10月半ばでしたが、最初の頃は税理士試験というものを甘く考えていたと思います。定例試験の前にはそれなりに勉強していましたので、このままで何とかなるだろうと思い込んでいました。その思い込みのせいで、復習というものをほとんどせずに、気付けば三月になっていました。そして第1回計算演習という模擬試験を受けたときのことは、一生忘れません。
 第1問を解こうとしたら、全く手が動かなくなったのです。どうやって解いたらいいかわからず、時間だけが刻々と過ぎていきました。頭が真っ白になり、手が震え、心臓はあまりに激しく打つのでその音でまわりの音が聞こえなくなるほどでした。もちろん結果は最悪です。その試験で自分の実力は全然 無いんだとはっきりわかり、私は今までのやり方は間違っていたと気付きました。
 
それからの意識の変化は、我ながらすごかったと思います。今まで授業やテストで使ったありとあらゆる問題を本棚の奥から引っ張り出し、何度も何度も繰り返して解きました。すると、今までわかっていると思っていたところは、なんとなく解いたらなんとなく合っていただけだとわかったのです。
それがわかってからは、成績も安定して良くなっていったように思います。
 
何度も同じ問題を解くというのは、大部分の人が嫌がることだと思います。もう解く問題なんて無いし、やることないから新しい問題ちょうだいって思うことがあるかもしれません。私はそう思ってました。でも、それは間違いでした。やることなんて、いっぱいあります。時間が足りないぐらいあります。
 
私は3月でそれに気付いたのでなんとか助かりましたが、もしあのまま自分を過信して本試験までつっぱしっていたら、どうなっていたでしょう。ちゃんと模擬試験を受けていて良かったと本当に思います。
 また、問題をたくさん解けば、自分の一番適したやり方が必ずみつかります。簿記は解き方がいろいろ人によって異なると思いますので、どれがいいというのはありません。自分でみつけていくしかないと思います。がんばって自分なりの簿記を見つけてください。

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